F値が小さいレンズは、そうではないレンズと比べるとお値段が高いです・・・。
果たしてそのお値段だけの、もしくはお値段以上の価値はあるのでしょうか・・・?
結論:外で暗い雰囲気の写真ばっかり撮る人は、F値の小さいレンズを使ってもレンズのメリットをあまり生かせないかも・・・。
レンズは、どんな写真を撮りたいのか考えて買わなきゃね・・・!!
これは、ほんのひと月前の自分に聞かせたいお話です・・・。
明るい(F値が小さい)レンズはボケが楽しい・・・!!
F1.8の単焦点レンズを購入してしばらく使ってみたのですが、単焦点の明るいレンズはボケ具合がとっても楽しいですね・・・!!
だけどそんなレンズで、絞りを開放(F値を小さい数字に設定すること)にしたまんまだと、暗い写真が撮れないのです・・・!!
今、何を当たり前なことを、と、思われたでしょう?
けど、わたしはそのごく当たり前のことに最近、F1.8の単焦点レンズを実際に使い始めてからやっと気が付いたのです!!
明るいレンズはシリアスな雰囲気の写真が撮れない・・・?!
わたしは背景をボカした写真が好きです・・・。
が、同じくらい、ボケ写真の対極にあるような暗~い、シリアスな雰囲気に撮った写真も好きです・・・。
なので、絞り優先モードで撮影時に、暗い写真を撮ろうとF値(絞り)を1.8のまんま、明るさ(露出)だけをを調整しようとしたりするのです・・・。
が、そんな時、ファインダーの中に表示されている「シャッタースピード」と「ISO感度」の数値が点滅を始めます・・・。
これは、カメラが、
「そのF値(絞り)だと、お求めの暗い雰囲気の写真が撮れないですよ?!」
「暗い写真になるようにシャッタースピードも限界まで早くしてみましたが、まだダメです・・・!!」
「もっとF値(絞りの数値)を上げてください・・・!!」
と、涙ながらにご主人さま(わたし)に訴えてきているわけです・・・。
そんな時は、ファインダーで覗いてみると思うように暗く見えるのですが、出来上がってくる写真は全く暗くは写っていません・・・。
んで、カメラさまの言うとおりにF値(絞り)の数値を上げていくのですが、そんな時はF4.0程度まで数値を上げると、だいたい思った雰囲気の暗さの写真が撮れます・・・。
何が言いたいかって・・・?
外で暗い雰囲気の写真を撮ろうとしても、F値(絞り)をそもそも下げることが出来ないので、F値が小さいレンズを使うメリット、生かせないよねっ・・・?
てことにやっと気が付いたってお話です・・・。
しかもF1.8のレンズを使い始めて1か月も経ってから気が付くとは・・・。
このことに気が付くまで、わたしはF値って、単純に小さければ小さいほど良いのかと思っていました・・・。
全ての場面で、どんなシチュエーションでも、F値を低くできるカメラはその特性を生かせるものかと思っていました・・・。
あぁ恥ずかしい大きな勘違い・・・。
少し立ち止まって「絞り」「シャッタースピード」「露出」の関係を冷静に考えれば分かりそうなものですが・・・。
わたしは少しも立ち止まることも無く、
「F1.8くらいの単焦点レンズが欲しい・・・。」
の一心で突き進んでしまいました・・・。
レンズを買うときは何をどんなふうに撮りたいかを考えなくては・・・。
「単焦点レンズ、買って失敗した・・・!!」
とは少しも感じていないのが幸いです・・・。
というよりも、
「単焦点レンズって楽しい・・・!!次はオリンパスの17mm F1.8のレンズが欲ちいの・・・!!」
「さて資金繰りはどうしよう・・・??」
なんて思っています・・・。
最近は夢にも見ますね・・・。
けどこれからは、レンズを買う前に、そのレンズで何をどうやって撮りたいのかちゃんと考えねば・・・。
ならねっ!(富山弁で「じゃあねっ!」って意味です・・・。)
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