わたしのように写真を趣味にする者にとって、インスタグラム(以下、インスタ)は、自分の写真を手軽にネットの世界に乗せることが出来る貴重なツールです・・・。
今回は、
「インスタは手軽とはいっても、使い方を間違うと自分で自分を苦しめてしまう事にもなりかねないから、一歩引いた適度な距離感を保って使った方がいいかもね・・・。」
っていうお話です・・・。
インスタを始めるメリット・・・。
自分が撮った写真を手軽に発表できる。
他の人が撮影した写真を手軽に見ることができる。
他の人が撮影した写真に触発され、自分も上手に写真を撮りたくなる。
自分がどんな写真に「いいね」をするかで、自分が撮りたい写真の方向性が分かる。
自分の写真が他の方に見られることを意識して写真を撮るようになる。
最近の写真の加工方法の流行りが分かる。
どういった写真が「いいね」をもらえるのか分かる。
写真のレタッチを本気でやるようになる。
「いいね」をもらえると写真を撮る励みになる。
インスタを始めるデメリット・・・。
他の人が撮った写真に嫉妬する(特に同じ場所で同じように撮った写真なのに自分よりも良い写真がアップされたとき!!)。
自分が撮りたい写真ではなく、「いいね」がもらえる写真を撮ろうとするようになる。
写真を撮るとき、頭の片隅に常にインスタの存在がある。
写真の加工が本来の自分の好み、実際に見えた風景よりも、極端にビビッドな写真、ふわっとした写真、ボケさせた写真になる。
自分なりの渾身の写真に思ったように「いいね」がもらえないとガッカリする。
まとめ
たしかに写真を撮ることが好きな人にはインスタにはメリットがたくさんあります・・・。
が、「いいね」をもらえたり素敵なコメントをもらう快感を一度覚えてしまうと、自分の写真熱が変な方向に行ってしまうこともあるでしょう・・・。
実際わたしがインスタを始めたばかりのころ、自分の写真に「いいね」をいくつか頂けたことによって、しばらくの間、「いいね」欲しさの写真を撮っていた時期がありました・・・。
けどその時期は、写真を撮ることがあまり楽しくなかった様に思います・・・。
今思うと、「いいね」を報酬にした仕事みたいでしたし、他の誰かと写真の勝ち負けを決める勝負をしているみたいでした・・・。
インスタの「いいね」は、確かに簡単に、気持ちよく承認欲求を満たしてくれます・・・。
わたしは今でもインスタに写真をアップしていますが、写真をアップするたびに毎回、自問自答しています・・・。
今回わたしがが「いいね」をもらった写真は、本当にわたしが撮りたかった写真だったんだろうか・・・?
って・・・。
ならねっ!(富山弁で「じゃあねっ!」って意味です・・・。)
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