以前は「レジャーシート」を紹介しましたが、今回ご紹介するのは「傘」・・・!!
わたしは時々、重篤な「植物をマクロで撮影したい病」に罹ります・・・。
そんなわたしがカメラと一緒にいつも持って歩くもの、それは・・・、
「傘(かさ)」・・・。
撮影に持って行くのは「三脚」ではなくて「傘」・・・!!
マクロ撮影がお好きな方の中には三脚を常に持ち歩いている方もおられます・・・。
が、わたしは三脚があまり好きではありません・・・。
うまく写真を撮るためには大事なアイテムであることは分かるのですが、重たいし、持ち歩くのも邪魔だし・・・。
なによりわたしは不器用なので、三脚に付けたカメラを少しだけ動かすのが苦手だし・・・。
そんなわたしの中では「マクロ撮影=三脚」ではなくて、「手持ちマクロ撮影=傘」なんです・・・。
それもコンビニで売っているような、安くて、壊れても惜しくない傘がいいです・・・。
そんな傘を、手持ちマクロ撮影の可能性が少しでもある限り、基本、晴天でも持ち歩いています・・・。
手持ちマクロ撮影時の傘の使い方・・・。
マクロ撮影は、「できるだけ近寄って、小さなものを大きく写す」撮影方法なので、ほんの少しカメラが動いただけでもピントが外れたり、ブレた写真になってしまいます・・・。
実際、手持ちでマクロ撮影をすると、歩留まり率(シャッターを押した回数のうち、思った様な写真になる割合)がとっても低いです・・・。
三脚を使わない手持ちマクロ撮影は、とにかくブレを防ぐことが大切です・・・。
わたしは基本的に外で植物を撮影をするので、風によって被写体(植物)が動くことによってブレることはよくあります・・・。
が、そういった風による被写体のブレは、わたしの努力ではどうしようもない部分もあるので、風が常に吹いているような場合にはマクロ撮影をいさぎよく諦めることができます・・・。
が、カメラを構える手や、撮影者の体が動いてしまうことによって発生するブレ(手ブレ)は何とかして防ぎたいし、何とかすれば避けれそう・・・。
わたしはその「手ブレ」を防ぐために、体をなるべく固定するべく、地面に両ひざをついて、写真を撮ります・・・。
ところが、屋外の地面は、よっぽど晴天が続いていない限り、なんとなくジメッと湿っているものです・・・。
そんなところに直接ひざをつくと、撮影に集中している最中は気にならないかもしれません・・・。
が、撮影が終わった瞬間、地面からの湿気でズボンがジットリと湿っていることに気が付いてしまい、とっても不愉快な思いをすることに・・・。
そこで撮影時には傘を持っていって、ひざをつく場所に傘を置いてその上にひざをつきます・・・。
こうやって撮影することで、あなたのひざが湿ってしまう事を簡単に防ぎ、手ブレを極力防ぐことが出来ます・・・!!
レンズ交換の際に傘の上にレンズを仮置きすることもできますし・・・。
しかも傘なので、持ち手が付いており、持ち運びがすごく簡単(ここが以前紹介した「レジャーシート」と決定的に違います)!!
わたしの場合は、しゃがんだ状態から立ち上がった時、立ち眩むことが時々ありますが、その時には杖替わりにも・・・!!
もちろん雨の日は普通に傘として使えます・・・。
この記事を読んだ方の中には、
「何をふざけたことを書いてるんだか・・・。」
と、思われるかもしれませんが、わたしはいたってまじめに「手持ちマクロ撮影+傘」をやっています・・・。
実際、「手持ちマクロ撮影+傘」と「通常AF」を併用するようになってから、明らかに手持ちマクロ撮影の歩留まり率を高くすることが出来ました・・・。
ただ、この傘の使い方、傘の骨を曲げてしまうことがあるので、あくまでも「もったいないと思わない傘」で、やってください・・・。
それと、雨の日には「自分を雨から防ぐ傘」と「ひざをつくための傘」の2本の傘を持ち歩くことが難点です・・・。
ならねっ!(富山弁で「じゃあねっ!」って意味です・・・。)
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