わたしは基本「親指AF教」の信者です・・・。
親指AF教=ピントを合わせる時に、カメラの初期設定である、シャッターボタンを半押ししてピントを合わせる方法ではなく、カメラを構えた時に右手の親指付近にあるボタンにピント合わせの動作を割り当てることにより、撮影時にピント合わせを右手の親指、シャッターを切る行為を右手の人差し指、と、別々の動きをさせて撮影することに無上の喜びを見出す人々の集団・・・。もちろん「アンチ親指AF」も存在する・・・。
わたしにはときどき無性に植物をマクロ撮影してみたくなる性癖があります・・・。
この間、マクロレンズで撮影していて今更ながら気が付いてしまいました・・・。
「あれ?親指AFと手持ちマクロ撮影は相性が悪いのでは・・・?」
と・・・。
手持ちマクロ撮影はとにかくピンボケ、ブレとの戦いです・・・。
一度AFでピントを合わせても体がほんの少し動いただけでもピントがずれてしまいます。
親指AFでピントを合わせても、その後数秒間シャッターを押さなければ、その数秒間で体が動き、100%ピンボケになります・・・。
つまり、カメラがピントを合わせた瞬間とシャッターを切る時間の間隔は少しでも短い方がピントの合う可能性が高い(ピントがずれる可能性が少ない)のでは・・・?
と、考えました・・・。
親指AFは、親指=ピント合わせ、人差し指=シャッターを切る動作、と、指とボタンを独立させているため、それぞれの動作を個別で行うことに問題がない場合はとても便利なのです・・・。
が、手持ちマクロ撮影時のように、ピント合わせとシャッターを切る動作のタイムラグをなるべく無くしたい場合は少し具合が悪いです・・・。
親指AFを使いながらピント合わせとシャッターを切る動作をなるべく早くしようとすると・・・、
極端に言うと、
- ピントを合わせようとする親指はカメラを前方向(被写体方向)に押し・・・、
- シャッターを押す人差し指はカメラを上から下方向に押す・・・。
ことになります・・・。
結果、どんくさいわたしは、カメラを持つ手がブレてしまう、という本末転倒な事を起こします・・・。
このピント合わせとシャッターを切るタイムラグを極力短くし、ピンボケ、手ブレを減らす方法・・・。
それは、ピント合わせとシャッターを切る動作を1本の指で一連の流れの中で一度にやってしまう方法を採ればいい!!
ということに気が付きました!!
あれ?それって、カメラの初期設定の普通のAFじゃないですか・・・。
と、自分にツッコミを入れたところで・・・、
「マクロ撮影時に限っては親指AFよりも初期設定AFの方がいいんじゃない??」
と、考えるようになりました・・・。
今度の休みにでも「マクロ撮影+初期設定AF」を試してみようかと思います・・・。
あなたはマクロ撮影時のAFは、どうされていますか・・・?
ならねっ!(富山弁で「じゃあねっ!」って意味です・・・。)
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