最近、誰かから褒められた記憶、ありますか･･･？
ん～･･･。
わたしは、記憶に無いですね･･･。
もしかしたら、覚えていないだけかもしれませんが･･。
人って基本、大人になればなるほど、誰からも褒められなくなります･･･。
が、実は毎日、とってもすごいことが起きているのです･･･。
わたしと一緒に今日一日に出来たことを思い出してみましょう･･･。
あなたもきっと自分を褒め称えたくなるはずです･･･。
自分が可愛らしく感じるはずです･･･。
わたし（約50歳、男子）の、平均的な1日を書いてみました･･･。
以下の文章の「仕事」を「学校」に脳内で変換すれば学生の方にも当てはまります･･･。
わたしが朝起きて、仕事に行くまで･･･。
今朝、フトンから起きることができました･･･。
本心ではもっとゆっくり寝ていたかったけど･･･。
フトンの中でスマホをいじったり、小説を読んだりしたかったけど･･･。
仕事に行きたくないけど、いつもの時間に起きて自分でトイレを済ませ、朝ごはんを食べ、歯を磨くことができました･･･。
それから着替えて、気が進まないのは分かっていたのに、仕事に行くことができました･･･。
これ、よく考えるとすごいことだらけですよ･･･！！
箇条書きにして、もう少し細かく見ていきますね･･･。
- 本当はもっと寝ていたかったけど、いつもの時間に起きることができました･･･。
- 家族に「おはよう」と言うことができました･･･。
- 自分が寝ていたフトンをたたむことができました･･･。
- トイレを自分で済ますことができました･･･。
- 朝、自分の血圧を測ることができました･･･。
- 朝ごはんをおいしく食べることができました･･･。
- 食後の薬を忘れずに飲むことができました･･･。
- 歯を磨くことができました･･･。
- 髪を適当に整えることができました･･･。
- 着替えることができました･･･。
- カメにエサをあげることができました･･･。
- 家の中の火の元、戸締りを確認し、玄関のカギを掛けることができました･･･。
- 事故を起こさず、車で職場に行くことができました･･･。
すごいですね･･･！！
わたし、朝から、「できたこと」ばっかりじゃぁないですか･･･！！
思い起こしてみてください･･･。
あなたもわたしと同じように、朝から「できたこと」ばっかりだったんじゃぁないですか･･･？
もう少し続けてみますね･･･。
わたしが職場に着いてからも「できたこと」はさらに続きます･･･。
- 朝、職場の人にあいさつすることができました･･･。
- 朝、職場に着いてからも、気が進まなくても仕事を始めることができました･･･。
- 出たくない電話にも出ることができました･･･。
- 「面倒だなぁ」とは思ったのですが、お客さまに進捗状況を説明することができました･･･。
- 今日するべき仕事を進めることができました･･･。
- 叱られると分かっていた報告だけど、隠すことなく事実を上司に伝える事ができました･･･。
- 上司からの小言を、奥歯を噛みしめながら我慢することができました･･･。
- 面倒くさい頼まれごとをされたけど、放り出さずに遂行できました･･･。
- 外は天気が良くて本当は外に写真を撮りに行きたかったけれども、続けて仕事をすることができました･･･。
- 少しヒマな時間ができたけど、仕事をしているふりをして過ごすことができました･･･。
- 退屈な会議を、半分眠りながらも、なんとかやり過ごすことができました･･･。
- メールの文章を打つのが苦手だけど、メールを打つことができました･･･。
- 今日中にやるべき仕事をなんとか終えることができました･･･。
仕事が終わってからもまだまだ「できたこと」は続きます･･･。
- 職場を出る時、残っている人達に「お先に失礼します。」とあいさつができました･･･。
- 自宅に帰る車の中で、今日の出来事を反省することができました･･･。
- 車の中で今日の反省をした後で、どうでもいいことは忘れることができました･･･。
- 事故を起こさずに車で自宅に帰ることができました･･･。
- 今日はカミさんよりも早く帰ってくることが出来たので、カミさんが食事の準備に取り掛かる前に食器を洗っておくことができました･･･。
- エサをくれ！と、ねだる金魚にエサをあげることができました･･･。
- 今晩寝るために、フトンを敷くことができました･･･。
- おいしく、ホロ酔い程度の晩酌をすることができました･･･（←断酒は最高！！という記事を書いていながらも、時々、晩酌していますが、「断酒は最高！！」という意見に変わりは無いです）。
- カミさんが作ってくれた食事を今日もおいしいと感じることができました･･･。
- 食事中、家族と会話をすることができました･･･。
- 子どもが生意気なことを言っても、生意気な態度を取っても、それでも子どもがかわいく、愛おしく感じることができました･･･。
- 風呂に入ることができました･･･。
- 風呂から上がって、ちゃんと体と頭を拭くことができました･･･。
- パジャマに着替えることができました･･･。
- 子どもが送ってくれたLINEを見て、笑うことができました･･･。
- 子どもの事を本心から大事に、大切に思っていることを自覚することができました･･･。
- 読書の時間を持つことができました･･･。
- いつの間にか寝てしまうことができました･･･。
本当はもっと細かく「できたこと」は書けるのですが、今回はこんな感じで･･･。
まとめ
わたしの何の変哲もない1日です･･･。
が、一つ一つは小さくて何の変哲もなくても、誰からも褒められることの無いようなたくさんの「できたこと」によって1日が成り立っていることに気が付きます･･･。
もしかして何かしらの失敗をして落ち込んでしまうこともあるかもしれません･･･。
言わなくてもいいことを言ってしまって自己嫌悪に落ち込む日もあるかもしれませんし、特に何の失敗が無くても気分が落ち込む日もあるかもしれません･･･。
だけどそんな日でも･･･。
「人生最悪の日だ！！」
と、言ってしまいたくなるような日でも･･･。
気分が落ち込むような「いくつかの失敗」をはるかに超える数の「できたこと」が積み重なって1日が成り立っていることに気が付くはずです･･･。
あなたも、あなたの今日一日が、どれだけ多くの「できたこと」によって出来上がっていたのか、箇条書きにしてみるとわかります･･･！！
もっと自分を絶賛しましょう･･･！！
日頃から自分を褒め称えましょう･･･！！
ならねっ！（富山弁で「じゃあねっ！」って意味です･･･。）
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