「腎生検」とは、生きている人間の腎臓から生の腎臓の一部を採り、電子顕微鏡で調べる検査です・・・。
略して「腎生検(じんせいけん)」・・・!!
腎生検自体は、終わってしまった「今になって思えば」特別に怖くも無く、痛い事も無かったです・・・。
が、腎生検に至るまでと、その後が、少し辛かったです・・・。
腎生検は、受けるまでが恐怖、終わってからが苦痛・・・。
「腎生検」は、わたしにとって、生きてる体から腎臓を採るのだから、ちゃんとした手術室のようなところでするのだろう・・・。
と、思っていたのですが・・・。
違いました・・・。
連れて行かれたのは普通の事務室のような部屋・・・。
そこで全身の緊張をほぐす注射を打たれるのですが、心身ともに緊張しているわたしは言いました・・・。
「その注射、もっとお願いします!!」
と・・・。
その後、うつ伏せにされ、これから行われることを口頭で説明されるのです・・・。
が、耳からは聞こえてはいるのですが、まったく頭に入って来ません・・・。
顔から体中から変な汗、脂汗が流れ落ちてきました・・・。
周りでいろんな方がバタバタと動いている間に、
自分の頭の中に「?」マークがいっぱい並んでいる間に「腎生検」が終わったらしく、すぐ隣に横付けされたキャスターの付いているベッドに移動させられます・・・。
はい・・・。
移動「させられる」のです・・・。
腎生検の直後から3時間は、私は自分で動くことを禁止させられているので、周り中に居られる看護師さん数名によって・・・、
「イッセイのセッ!!」
という掛け声で(割と雑に、乱暴に)、腎生検をしたベッドに横付けされたキャスター付きのベッドに動かされました・・・。
その後、キャスター付きのベッドに寝たまま病室に移動するのです・・・。
多分、ドラマで見たことのある様なシーンです・・・。
わたしの場合は移動距離は恐らく30メートルも無かったと思うのですが・・・。
酔いました・・・。
「バス酔い」「船酔い」は経験したことがあります・・・。
が、「ベッド酔い」は、初めての経験でした・・・。
ベッドに乗せられたまま移動するのは、気持ち悪かった・・・。
これから、身動きできない3時間の地獄・・・。
その後、翌朝まで片方にしか打てない寝がえり地獄が始まるのですが、それはまたいつかの話で・・・。
ならねっ!(富山弁で「じゃあねっ!」って意味です・・・。)
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